仕様と根拠
突き合わせの方法
両方の明細を RFC 4180 の 2 節の読み方で読み、項目名の前後の空白を除いた文字列が完全に同じものを同じ項目とみなします。見積にだけある項目を「削除」、請求にだけある項目を「追加」、両方にあって金額が違う項目を「金額変更」、等しい項目を「同じ」と区分します。差額は請求から見積を引いた値です。
同名の項目と金額の読み方
同じ項目名が複数ある場合は、出てくる順に 1 件目どうし、2 件目どうしを組にして比べます。金額は円単位の整数で、¥・円・カンマ・全角の数字は読み取れ、マイナスの金額(値引き)も扱えます。公正取引委員会のフリーランス法 Q&A は、取引条件の明示に給付の内容と報酬の額を含めると説明しており、その点検の着眼点として差分を示します。
根拠にした仕様・資料
| 仕様・資料 | 確認日 | 使った箇所 |
|---|---|---|
| 公正取引委員会 フリーランス・事業者間取引適正化等法 Q&A | 2026年10月29日 | Q35: 取引条件の明示事項(給付の内容、報酬の額及び支払期日など)の一覧。差分の着眼点として参照するだけで、法的判断はしない |
| RFC 4180 Common Format and MIME Type for Comma-Separated Values (CSV) Files | 2026年10月29日 | 2 節の 3(見出しの行)・4(各行の値の数)・5〜7(二重引用符)。項目名での突き合わせは規格の定めではなく、このツールの定義 |
指摘の段階
- エラー: 仕様に反していて、正しく読めない・処理できない入力です。
- 警告: 読めるものの、仕様の推奨に反する・矛盾する・意図と違う結果になりやすい入力です。
- 情報: 誤りではありませんが、知っておくとよい扱い(読み飛ばした部分や解釈)です。
入力の扱い(送信しない仕組み)
処理はすべてお使いのブラウザの中で行います。処理の本体はこのサイトから配信する小さなスクリプト(/app.js)で、外部のサービスやライブラリを読み込みません。ページはブラウザに通信を禁止させる設定(Content-Security-Policy の connect-src)つきで配信しており、入力した内容がサーバーや第三者へ送られることはありません。ファイルを選んだ場合も、端末の中で読み込むだけです。
このツールでできないこと(制約)
- 項目名の表記ゆれ(「デザイン費」と「デザイン」)は同じ項目と判断しません。別の項目として、削除と追加の組で出ます。
- 税込・税抜の違いは調整しません。見積と請求で同じ基準にそろえた金額を貼り付けてください。
- 差分は金額と項目名の比較で、請求が適法か、契約どおりかの判断はしません。法的な判断が必要なときは専門家に相談してください。
- ファイルは UTF-8 として読みます。Shift_JIS の CSV は文字化けするため、UTF-8 で保存し直してから使います。
ご利用にあたって
- このツールの結果は、見積と請求の明細の機械的な比較で、法的な助言ではありません。取引条件の明示や報酬の扱いは、契約書や法令の原文で確認してください。
- 大きなファイルはお使いの端末の性能によって処理に時間がかかることがあります。